古本を仕入れる

古本の仕入れルートは、市場、同業者、お客様からの買い取りと3つのルートがあります。最近では、「ネット・セドリ」もありますが、販売者からの買い取りというよりは、同業者からの仕入れの一種です。一般のお客様からの買い取りは、店に持ち込んでもらう「店買い」とお客様の家に出張してまとめて買う「宅買い」があります。最近では、顔を合わせずに宅配で受け取る「非対面取引」も行われています。

「店買い」は、その店にマッチしたものが持ち込まれることが期待できます。それを期待するのであれば、その店が求めているものが分かるような「看板商品」を置いておく必要があります。しかし、品ぞろいの面では新鮮味に欠ける部分があると考えられます。

「宅買い」は、一度に多くの古本を仕入れることができます。中には普段扱わないような古本が紛れ込んでいるときがあります。あらかじめにアポイントを取って出向いているので、スケジュールが決めやすくストレスがあまりないです。しかし、車が必需品で交通費などコストがかかります。

「非対面取引」は、店買いと宅買いの中間のようなものです。お客様は荷物を届けるだけでいいし、古本屋も自分の店で資料などを見ながらじっくり査定することができます。しかし、ある程度の量がないと送料遅れになってしまうので、お客様はそれなりの量を持ってこなければいけません。また、買い取る方も自分の店に合わない商品が混じっている可能性があります。

 このような点から一般のお客様からの古本の買い取りは、古本屋の経営者は軽んじてはいけません。